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シナリオシミュレーション99の謎—学習者へのアプローチ編
狩谷 伸享
1
Nobutaka KARIYA
1
1兵庫医科大学 麻酔科学・疼痛制御科学講座
pp.1226-1233
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101202142
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筆者は2013年頃から院内で超緊急帝王切開のシミュレーションコースを行ってきました。また2016年からは施設を越えて産科麻酔のシナリオシミュレーションコースを始め,コロナ禍の2021年からはリモートシミュレーションに取り組み始めています(図1)。その経験を積み上げていく中で筆者自身が自問自答してきた多くの問いについて回答を試みます。10月号のファシリテーション編に続き,今回は学習者へのアプローチ編です。
シミュレーションコースには,さまざまな背景の学習者が参加します。その学習者の個性に応じて的確にアプローチすることが必要です。たった一つの正解はありませんが,心掛けたいことを中心にまとめます。
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