連載 判例ピックアップ 第31回
手術終了抜管後の陰圧性肺水腫—抜管の条件
奥田 泰久
1
1獨協医科大学埼玉医療センター 麻酔科
キーワード:
全身麻酔
,
抜管基準
,
呼吸数
,
筋弛緩モニター
,
呼気終末麻酔薬濃度
,
血中オピオイド濃度
,
陰圧性肺水腫
Keyword:
全身麻酔
,
抜管基準
,
呼吸数
,
筋弛緩モニター
,
呼気終末麻酔薬濃度
,
血中オピオイド濃度
,
陰圧性肺水腫
pp.586-596
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101202000
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●Summary
全身麻酔下での手術終了抜管後に,換気困難に陥り,再挿管を試みたが,遷延性意識障害を経て最終的に死亡した。遺族は,麻酔薬が体内に過量に残存した状態で抜管した麻酔科医に過失があるとして損害賠償を請求した。
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