徹底分析シリーズ 非がん性痛に対するオピオイド
オピオイド鎮痛薬の最新の話題—注目の三つの薬物について薬理学的特徴を解説します
鈴木 勉
1
SUZUKI,Tsutomu
1
1星薬科大学 薬品毒性学教室
pp.250-254
発行日 2015年3月1日
Published Date 2015/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200150
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
2013年から2014年にかけて,新たなオピオイド製剤が3薬物,4製品発売され,注目されています。すなわち,2013年にはがん性痛治療薬としてメサドンが導入され,2014年にはフェンタニルのrapid onset opioid(ROO)製剤としてバッカル錠と舌下錠が導入されました。また,2014年9月には,がん性痛治療薬としてタペンタドールが発売されました。
本稿では,これらの新たなオピオイド鎮痛薬の薬理学的特徴を解説します。
Copyright © 2015, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.