連載 知識をいかに体系化するか
―意識の考察⑤―コンピュータが意識をもてるか
諏訪 邦夫
1
1帝京短期大学
pp.508-509
発行日 2013年5月1日
Published Date 2013/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101833
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
このシリーズで意識の問題を扱うと決断したのは,ある本1,2)を読んで,テューリングが知力に関して提案している方法が気に入ったからで,普通のアプローチでは手に負えない意識の問題も,「このやり方なら扱える」と感じました。他人の「意識」は,基本的には「情報交換で判定する」というのがここまでの結論で,まさにテューリングの手法の延長です。なお,アンドロイドという単語は,本稿では「ヒト型ロボット」と同義に使用します。
Copyright © 2013, "MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD." All rights reserved.