症例検討 脊椎手術1
頸椎ヘルニア―最後まで気道とにらめっこな頸椎前方固定術
大谷 良江
1
,
大畑 めぐみ
2
Yoshie OTANI
1
,
Megumi OHATA
2
1東京医科歯科大学附属病院 麻酔・蘇生・ペインクリニック科
2武蔵野赤十字病院 麻酔科
pp.284-286
発行日 2013年3月1日
Published Date 2013/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101778
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症例
38歳の女性。身長160cm,体重62kg。以前から肩こりがひどかった。階段で足を滑らせ尻餅をついてから,急速に歩行が困難になり緊急入院。MRIにてC4/5,C5/6の椎間板が後方に逸脱し,頸髄を圧迫している所見があり,排尿障害も出現したため,前方アプローチによる2椎間の頸椎前方固定術が予定された。合併症は特にない。
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