Japanese
English
装具・器械
頸椎前方固定用開創器について
Retoractor utilized in cervical anterior body fusion
田島 健
1
,
高橋 功
1
,
山川 浩司
1
,
八子 理
1
,
坂本 隆彦
1
,
谷 良久
1
,
阿部 三千男
1
Takeshi TAJIMA
1
1福島赤十字病院整形外科
1Dept. of orthop. surg., Fukushima red cross hospital
キーワード:
開創器
,
retoractor
,
頸椎前方固定術
,
cervical anterior body fusion
,
Cloward's retoractor
Keyword:
開創器
,
retoractor
,
頸椎前方固定術
,
cervical anterior body fusion
,
Cloward's retoractor
pp.771-772
発行日 1980年8月25日
Published Date 1980/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906182
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- Abstract 文献概要
頸椎前方固定法には,Smith-Robinson法3),Cloward法1,2)などの他,多くの変法が行われている.我々は,数年来,もつぱら,Smith-Robinson変法を行つている.
また,頸椎前方固定用開創器としてClowardの頸椎用レトラクター等があるが,気管,食道等,頸部内側部を安全かつ充分におさえることができず,介助者を必要とするなど,不備なところが多々見られる.一般的には,頸椎の開創に際し介助者を必要とし,介助者自身,筋鈎にて開創を維持するのに苦労する事も多く,手術野が狭いため,時として力がゆるみ,そのためにair drillにて軟部組織を引つかけたりする危険性もある.
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