症例検討 神経筋疾患患者の麻酔
Guillain-Barré症候群の周術期管理―術前は麻痺の評価と血栓の検索 覚醒時はスガマデクスで完全に拮抗する
木村 雅文
1
,
齋藤 繁
1
KIMURA, Masafumi
1
,
SAITO, Shigeru
1
1群馬大学大学院医学系研究科 脳神経病態制御学講座 麻酔神経科学
pp.402-405
発行日 2012年4月1日
Published Date 2012/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101511
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
症例
33歳の女性。身長160cm,体重51kg。8cm大のものを含む多数の子宮筋腫による月経過多があり,腹腔鏡下子宮筋腫核出術が予定された。3か月ほど前にGuillain-Barré症候群に罹患し,現在も両上肢,両下肢にしびれ感が残っている。現在,鉄剤を服用しており,ヘモグロビン値は10.3g/dLまで回復している。
Copyright © 2012, "MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD." All rights reserved.