今月の主題 臨床医のための神経内科学
診断基準
Guillain-Barré症候群
若宮 純司
1
,
井形 昭弘
1
Junji Wakamiya
1
,
Akihiro Igata
1
1鹿児島大学医学部・第3内科
pp.1287-1289
発行日 1983年8月10日
Published Date 1983/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218378
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Guillain-Barré症候群(以下GBSと略す)は1916年Guillain G,Barré JA,およびStrohl Aらが髄液の蛋白細胞解離を示し,完全に治癒したidiopathic polyradiculoneuritisの2症例を報告してはじめて注目され,その後,Landry's paralysisとの相異が問題となり,症候学的にもかなりvariationのあることが明らかになった.本稿では本症候群の診断基準と臨床像を論じたい.
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