症例検討 麻酔歴に問題がある患者のインフォームドコンセントと麻酔 3
術後に高熱を出した患者
悪性高熱と診断できなくても疑ったら早期にダントロレンを
向田 圭子
1
MUKOUDA, Keiko
1
1広島県立障害者リハビリテーションセンター 麻酔科
pp.997-1001
発行日 2010年10月1日
Published Date 2010/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101049
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術後悪性高熱症を示唆された症例の術前診察・インフォームドコンセント・麻酔管理は,悪性高熱症素因者への麻酔に準じて行う。術後発症を含め,非典型的な悪性高熱症の報告は多岐にわたり,安全といわれる麻酔を行っても発症する可能性がある。悪性高熱症を疑う症状が出現したときには,直ちにダントロレンを投与する。
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