症例検討 麻酔歴に問題がある患者のインフォームドコンセントと麻酔 2
術後に下肢の神経麻痺を起こした患者
過度に防衛的にならぬように早期離床を目指した術後疼痛管理をきっちりと
紙谷 義孝
1
KAMIYA, Yoshinori
1
1横浜市立大学大学院医学研究科 生体制御・麻酔科学/神経解剖学
pp.892-896
発行日 2010年9月1日
Published Date 2010/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101024
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術前説明
このような症例を担当する場合は,まずカルテから前回手術後の経過,神経麻痺の程度,回復過程などを十分に把握しておき,術後経過の中で患者と医療者サイドとの間で表立ったトラブルや不信感がなかったか,もしトラブルがあった場合は患者側がどの程度問題にしていたか,などを患者に面接に行く前に頭に入れておく必要がある。
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