徹底分析シリーズ 区域麻酔のControversies
区域麻酔はハイリスク患者の予後を改善するのか?
濱田 宏
1
,
河本 昌志
1
Hiroshi HAMADA
1
,
Masashi KAWAMOTO
1
1広島大学大学院医歯薬学総合研究科展開医科学 専攻病態制御医科学講座 麻酔蘇生学
pp.226-231
発行日 2009年3月1日
Published Date 2009/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100606
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硬膜外麻酔は全身麻酔と併用して施行される。しかし最近になって,抗凝固薬を内服している患者に麻酔を施行する機会が増加し,またレミフェンタニルの登場により,より循環動態を安定させることが可能となり,全身麻酔単独でも一見問題がないように思える。ならば硬膜外麻酔を併用するメリットは一体何であろうか。本稿では最近の論文を分析し,硬膜外麻酔の効果を検証する。
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