徹底分析シリーズ 星状神経節ブロックを見直す
SGBで発生する副作用を解剖学的見地より考察する
齋藤 敏之
1
,
宮木 孝昌
2
Toshiyuki SAITO
1
,
Takayoshi MIYAKI
2
1日本大学歯学部 麻酔科
2東京医科大学医学部 解剖学教室
pp.1176-1181
発行日 2007年12月1日
Published Date 2007/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100517
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
私は大学を卒業して以来,基礎研究に興味があったものの,麻酔科領域での解剖学的研究をしておりました。そうしたところ,友人から「星状神経節についての解剖的検索が必要と思われるので,やってみないか」という誘いがあり,当初は特に学研的報告を目的とせず,麻酔科医がすぐに利用できるような研究データを集め,その結果を報告するということで,『星状神経節ブロックの解剖と臨床』(真興交易医書出版部)という本にまとめました。本稿を始めるにあたり,星状神経節周辺の解剖についての総括の詳細は,上記書籍を参照いただきたい。
Copyright © 2007, "MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD." All rights reserved.