連載 薬物動態を理解しよう
第8回:腎障害時の投与量
中木 敏夫
1
1帝京大学医学部 薬理学講座
pp.828
発行日 2007年8月1日
Published Date 2007/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100405
- 有料閲覧
- 文献概要
薬物動態学の基礎的事項を約1年間にわたって連載してきたが,今回はその最終章である。これまで1コンパートメントモデルの概念,その基本的構成要素,代表的な投与方法における血清濃度の変動について解説してきた。今回は,病態による投与量の調節の中でも最も補正の程度が大きい腎障害時について解説する。
Copyright © 2007, "MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD." All rights reserved.