連載 知識をいかに体系化するか
情報の入力と整理35:押し付け情報はお断り
諏訪 邦夫
1
1帝京医学技術専門学校
pp.826-827
発行日 2007年8月1日
Published Date 2007/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100404
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今回は,「発信される情報の量が増えて需要供給のバランスが崩れ,相対的に情報受信者の立場が強くなっている。発信者はその点に留意しないと受信して貰えなくなる。それどころか,場合によっては情報発信ビジネス全体が丸ごと消滅する危険さえある」ということを述べます。
「あるある大事典」の納豆減量法捏造は論外で,「例外」であって欲しいとは思いますが,しかし一般的に民放テレビにはいい加減な情報やどうでもいい情報があまりに多いのは事実です。ただ,そうは言っても民放の場合は無料ですから,聴視者が苦情を述べる筋でもありません。幸いにして,視聴率が番組改善のメカニズムとしても働きます。それが万能でないことは言うまでもありませんけれども。
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