症例検討 モニタリングをめぐるトラブルとその対処法3
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    体温計:集中治療室で気道温をモニターしている。加温時,何℃まで許容できるか。
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    明確な答えはない。重要なのは,吸気ガスの湿度を保つこと/相対湿度100%(吸気回路に結露あり)と仮定すると,Yピース部で39℃
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                小山 寛介
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                布宮 伸
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                宮尾 秀樹
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                浅野 和美
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Kansuke KOYAMA
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Shin NUNOMIYA
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Hideki MIYAO
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Kazumi ASANO
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                  1自治医科大学 麻酔科学・集中治療医学講座(集中治療医学部門)
                
                
                  2埼玉医科大学総合医療センター 麻酔科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.494-500
                
                
                
                  発行日 2008年5月1日
                  Published Date 2008/5/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100117
                
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症例
直腸癌によるS状結腸穿孔で汎発性腹膜炎を併発し,敗血症性ショックに至った高齢の男性。緊急でハルトマン手術を施行され,術後管理目的で気管挿管されたままICU入室となる。ICUで人工呼吸管理中,看護師から気管吸引時に吸引カテーテルが気管チューブ内で引っかかるとの報告があった。呼吸回路をチェックすると,加温加湿器は正常に作動していたが,気管チューブおよびコネクタ部位内に結露がまったくなかった。気管支鏡で気管チューブ内を観察すると,分泌物で気管チューブは閉塞寸前であった。再度,呼吸回路を確認すると,加温加湿器が呼気回路側に接続されているのが発見された。

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