増大号 極める!呼吸機能検査 患者を診る力が成功のカギ
4章 フローボリューム波形と患者状態から読み解く失敗例とその対応(努力肺活量測定)
息漏れ(吸気側)
清水 康平
1
1東邦大学医療センター大森病院臨床生理機能検査部
キーワード:
コミュニケーション
,
ノーズクリップの外れ
,
口元
,
患者心理
Keyword:
コミュニケーション
,
ノーズクリップの外れ
,
口元
,
患者心理
pp.186-187
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110530020186
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原因分析
努力肺活量(forced vital capacity:FVC)の吸気で息漏れがある場合は,マウスピースを正しくくわえられていない,口元が開いてしまっている,鼻から息を吸おうとしていて鼻から息のリークがあるなどが原因であることをよく経験する(図).
その他にも,3章「息漏れ(吸気側)」の項と同様の原因も考えられる.
*本論文中、[▶動画]マークにつきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2028年2月29日まで)。
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