Japanese
English
報告
肝灌流液に現れる蛋白成分に関する研究
Studies on the Protein Pattern of Liver perfusating Solution
高橋 勝三
1
Katsumi TAKAHASHI
1
1山口医大蛋白化学研究所
1Institute of Protein Chemistry Yamaguchi Med. School
pp.217-218
発行日 1956年2月15日
Published Date 1956/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905876
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血清蛋白の中でもAlb.及びFibrinogenが肝臓で作られる事は今日汎く知られているが,著者は血清蛋白形成に参与する肝の役割を明かにする目的で肝をin situにおいたまゝ,血流より遮断し,加温酸素加Tyrode氏液にて灌流し肝静脈に現れてくる灌流液の蛋白成分を濾紙電気泳動法を用いて検索し,更に肝組織蛋白質と比較して興味ある所見を得たので概略報告する。
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