特集 ノックアウトマウスリスト
3.DNA修復
DNA修復―関連タンパク(2)
小池 学
1
Manabu Koike
1
1放射線医学総合研究所第2研究グループ
pp.363-366
発行日 2000年10月15日
Published Date 2000/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425902145
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XPA
(xeroderma pigmentosum group A, A群色素性乾皮症,別称XP 1)
[機能]Znフィンガーモチーフを持つ。損傷DNAに結合する。ヌクレオチド除去修復機構の初期過程で働き,「転写と共役したDNA修復機構(TCR)」と「ゲノム全体の修復機構(GGR)」の二つの経路に必須。RPA, TFIIH, XAB 2などと相互作用する。
[実験目的]A群色素性乾皮症の原因遺伝子であるXPAの生理機能を理解し,臨床症状をよりよく理解するため。
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