特集 ノックアウトマウスリスト
10.細胞死
細胞死―DNA修復
續 輝久
1
,
五十川 亜紗子
1
,
江頭 明典
1
Teruhisa Tsuzuki
1
,
Asako Isogawa
1
,
Akinori Egashira
1
1九州大学大学院医学研究院基礎放射線医学分野
pp.430-432
発行日 2000年10月15日
Published Date 2000/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425902180
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ATM
(ataxia telangiectasia,mutated)
[機能]ataxia telangiectasia;AT(毛細血管拡張性運動失調症)で変異を起こしていることを手がかりに発見され,カルボキシル末端にphosphatidylinositol 3-kinase類似のドメイン構造をもち,蛋白質のセリン/スレオニンを特異的にリン酸化するキナーゼ活性をもつ370kDaの蛋白質。DNA鎖切断に伴い活性化されたAtmによる基質蛋白質のリン酸化で,細胞周期のチェックポイントの作動が開始されると考えられている。
[実験目的]ATで認められる神経変性,放射線高感受性とアポトーシスの関係。
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