Japanese
English
特集 新組織学シリーズⅤ:脂肪
Ⅴ.肥満の病態と併発疾患
肥満と代謝性肝臓疾患
Obesity and metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease
伊藤 美智子
1,2
,
菅波 孝祥
2
Itoh Michiko
1,2
,
Suganami Takayoshi
2
1東京医科大学生化学分野
2名古屋大学環境医学研究所分子代謝医学分野
キーワード:
脂肪毒性
,
細胞死
,
コレステロール
,
マクロファージ
,
リソソーム
Keyword:
脂肪毒性
,
細胞死
,
コレステロール
,
マクロファージ
,
リソソーム
pp.604-608
発行日 2024年12月15日
Published Date 2024/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201985
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
肝臓は糖脂質代謝を担う中心的臓器の一つであり,肥満人口の増加に伴ってmetabolic dysfunction-associated steatotic liver disease(MASLD)が世界的に問題となっている。本稿ではMASLDの臨床的課題とモデル動物の研究から明らかになってきた肝異所性脂肪蓄積の病態生理的意義について,最近の知見を交えて概説する。
Copyright © 2024, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.