増大特集 学術研究支援の最先端
Ⅳ.先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム(PAGS)
ⅰ.大規模配列解析拠点ネットワーク支援
1細胞解像度での空間遺伝子発現解析(Xenium In SituとVisium HD)
金井 昭教
1
,
鹿島 幸恵
2
,
鈴木 穣
1
Kanai Akinori
1
,
Kashima Yukie
2
,
Suzuki Yutaka
1
1東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻生命システム観測分野
2東京大学大学院新領域創成科学研究科附属生命データサイエンスセンター(人材育成部門)
キーワード:
空間遺伝子発現解析
,
シングルセル
,
Xenium
,
Visium HD
Keyword:
空間遺伝子発現解析
,
シングルセル
,
Xenium
,
Visium HD
pp.520-521
発行日 2024年10月15日
Published Date 2024/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201958
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空間オミクス解析とは組織内における細胞の位置情報を保持したまま,ゲノム,エピゲノム,遺伝子発現,タンパク質発現など様々なモダリティを統合して解析する手法である。そのなかでも近年空間遺伝子発現解析技術の発展は目覚ましく,1細胞レベルでの解像度での解析が可能になっている1)。本稿では,それらの解析技術のうちの一つである10x genomics社のXenium In SituとVisium HDを紹介する。
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