増大特集 代謝
Ⅰ.代謝と臓器・疾患
疾患iPS細胞を用いたミトコンドリア病の病態・創薬研究
徳山 剛士
1
,
魚崎 英毅
1
Tokuyama Takeshi
1
,
Uosaki Hideki
1
1自治医科大学分子病態治療研究センター再生医学研究部
キーワード:
疾患iPS細胞
,
ミトコンドリア病
,
Leigh脳症
,
MELAS
,
Barth症候群
Keyword:
疾患iPS細胞
,
ミトコンドリア病
,
Leigh脳症
,
MELAS
,
Barth症候群
pp.396-397
発行日 2023年10月15日
Published Date 2023/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201721
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
人工多能性幹(induced pluripotent stem;iPS)細胞の登場は,遺伝性の希少疾患への病態研究に革新をもたらした。特に,モデル動物の利用が困難なミトコンドリア病においては,病態解明や創薬研究などにiPS細胞が活用されている。本稿では,疾患iPS細胞の登場で,ミトコンドリア病の病態の理解や創薬に向けた研究がどのように進展しているかについて紹介したい。
Copyright © 2023, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.