Japanese
English
増大特集 難病研究の進歩
Ⅶ.代謝・免疫
マルファン症候群
Marfan syndrome
武田 憲文
1
Takeda Norifumi
1
1東京大学医学部附属病院循環器内科
キーワード:
結合織疾患
,
大動脈瘤
,
FBN1遺伝子
,
TGFβシグナル伝達
,
ロイス・ディーツ症候群
Keyword:
結合織疾患
,
大動脈瘤
,
FBN1遺伝子
,
TGFβシグナル伝達
,
ロイス・ディーツ症候群
pp.486-487
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201251
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
マルファン症候群の生命予後は,大動脈瘤・解離に対する治療法の発達により改善傾向にあるが,一生涯にわたって進行する多系統障害への対策は十分でない。原因遺伝子(FBN1,TGFBR1,TGFBR2遺伝子など)が特定され,疾患モデル動物を用いた多くの研究が行われており,本稿では胸部大動脈瘤・解離症の発生機序を中心に最近の話題について概説する。
Copyright © 2020, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.