Japanese
English
増大特集 難病研究の進歩
Ⅶ.代謝・免疫
もやもや病
Moyamoya disease
舟木 健史
1
,
峰晴 陽平
1
,
宮本 享
1
Funaki Takeshi
1
,
Mineharu Youhei
1
,
Miyamoto Susumu
1
1京都大学大学院医学研究科脳神経外科
キーワード:
もやもや病
,
RNF213
Keyword:
もやもや病
,
RNF213
pp.484-485
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201250
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
もやもや病は,内頸動脈終末部が慢性かつ進行性に狭窄し,代償性に異常血管網が形成される脳血管疾患である。近年,血管狭窄部の病理学的特徴や,易出血性もやもや血管の解剖学的特徴が明らかになりつつある。更に,もやもや病感受性遺伝子であるRNF213が同定されたが,発症原因をRNF213のみでは必ずしも説明できず,今後はRNF213プラスαである発症促進ないし抑制因子の特定が必要である。
Copyright © 2020, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.