増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾
酸化還元状態
S-ニトロシル化
平岡 秀樹
1
,
上原 孝
1
Hiraoka Hideki
1
,
Uehara Takashi
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科薬効解析学分野
キーワード:
一酸化窒素
,
システイン
,
チオール基
,
中枢神経疾患
,
炎症
Keyword:
一酸化窒素
,
システイン
,
チオール基
,
中枢神経疾患
,
炎症
pp.444-445
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200870
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生体内ガス状シグナル分子である一酸化窒素(NO)は,タンパク質の特定のシステイン(Cys)残基チオール(SH)と結合し,その機能変化を惹起することが知られている。本稿では,その酸化修飾(S-ニトロシル化)による影響と病態形成との関連について紹介する。
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