増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾
酸化還元状態
ポリスルフィド化
西村 明
1
,
井田 智章
1
,
赤池 孝章
1
Nishimura Akira
1
,
Ida Tomoaki
1
,
Akaike Takaaki
1
1東北大学大学院医学系研究科環境医学分野
キーワード:
活性イオウ分子
,
システインパースルフィド
,
システイニルtRNA合成酵素
,
CARS
,
ヨードアセトアミド
Keyword:
活性イオウ分子
,
システインパースルフィド
,
システイニルtRNA合成酵素
,
CARS
,
ヨードアセトアミド
pp.446-447
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200871
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ポリスルフィド化は,翻訳時にシステインポリスルフィドが“22番目のアミノ酸”として,システインの代わりに利用されることで定常的に形成している。翻訳後修飾とは異なる概念であり,抗酸化・レドックスシグナル,エネルギー代謝,タンパク質の品質と機能(酵素活性や安定性など)の制御に重要な役割を果たしている。
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