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実験講座
エクソソームの高純度精製法と生理機能解析マウスの開発
Development of an isolation method for highly-purified exosomes and a mouse model for analysis of their physiological functions
吉田 孟史
1
,
華山 力成
1
Yoshida Takeshi
1
,
Hanayama Rikinari
1
1金沢大学医薬保健研究域医学系免疫学
キーワード:
エクソソーム
,
ホスファチジルセリン
,
TIM4-affinity精製法
,
ESCRT複合体
Keyword:
エクソソーム
,
ホスファチジルセリン
,
TIM4-affinity精製法
,
ESCRT複合体
pp.77-82
発行日 2018年2月15日
Published Date 2018/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200760
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近年,様々な細胞がエクソソームと呼ばれるナノサイズの小胞を放出することで互いに情報を伝達する可能性が明らかとなりつつある。しかし,エクソソームの定量や精製が難しいことに加え,現時点では,体系的にエクソソームの機能を解析可能なマウスが存在しないことから,エクソソームの生理的機能の解明は困難である。本稿では,筆者らが開発を行っているエクソソームの高感度定量系や高純度エクソソーム精製法,更に,エクソソームの放出阻害マウスについて紹介する。
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