増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす
Ⅳ.狙ったものを動かす
光照射分子不活性化法(CALI法)によるタンパク質機能制御
竹居 光太郎
1
Takei Kohtaro
1
1横浜市立大学大学院生命医科学研究科生体医科学部門
キーワード:
CALI
,
光照射
,
分子機能阻害
,
タンパク質機能制御
,
時空間的制御
Keyword:
CALI
,
光照射
,
分子機能阻害
,
タンパク質機能制御
,
時空間的制御
pp.498-499
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200713
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タンパク質の機能解析において,実際にタンパク質が機能する時間と場所で解析を行うことが重要である。このような時空間分解能を必要とする解析に奏功する研究ツールとして,光によって急性的にタンパク質機能を阻害する“光照射分子不活性化法(CALI法)”が登場して以来,四半世紀の間,種々の改変法が開発されて発展し,近年ではプロテオミクス解析や脳機能を制御する方法へ適用されてこの技術の新時代が到来している。
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