特集 “わかったつもり”で終わらせない血液凝固異常とDIC
Part 1 病態
❷ 一次止血異常と二次止血異常—臨床像の違い
高橋 正樹
1
Masaki TAKAHASHI
1
1北海道大学大学院 医学研究院 侵襲制御医学分野 救急医学教室
キーワード:
トロンビン
,
フィブリノゲン
,
von Willebrand因子
,
血小板血栓
,
フィブリン血栓
Keyword:
トロンビン
,
フィブリノゲン
,
von Willebrand因子
,
血小板血栓
,
フィブリン血栓
pp.3-6
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.188348330180010003
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はじめに
集中治療領域では,多様な病態が止血・凝固線溶機構に影響を及ぼし,その結果として出血傾向や血栓傾向が顕在化する。これらの異常は病態に応じて機序が異なり,的確なマネジメントを行わなければ重篤な出血や血栓症をまねき,生命予後に直結する可能性がある。
本稿では,止血機構の基本である一次止血と二次止血に焦点を当て,それぞれの異常に関連する病態と臨床像を整理し,両者を臨床現場でどのように区別すべきかを概説する。

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