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特集 首下がり症候群に対するリハビリテーション治療
3 首下がり症候群を理解するための画像評価
Imaging Assessment of Dropped Head Syndrome
川崎 佐智子
1
,
重松 英樹
2
,
田中 康仁
2
Sachiko Kawasaki
1
,
Hideki Shigematsu
2
,
Yasuhito Tanaka
2
1奈良県立医科大学地域医療支援・教育学講座
2奈良県立医科大学整形外科学教室
キーワード:
全脊椎X線
,
C7 SVA
,
T1 slope
,
造影MRI
Keyword:
全脊椎X線
,
C7 SVA
,
T1 slope
,
造影MRI
pp.225-231
発行日 2025年3月18日
Published Date 2025/3/18
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- 参考文献 Reference
要旨 首下がり症候群患者は頚椎が過度に後弯位を呈し,水平注視困難となる.その病態理解の一歩が画像評価である.近年,首下がり症候群は頚椎後弯のみが問題ではなく,全脊椎アライメントが大きく関与していることが指摘されている.そのため,画像評価の基本は立位全脊椎X線である.頚椎が病態の主座であるタイプ(C7 SVA(-)群)と胸腰椎が病態の主座であるタイプ(C7 SVA(+)群)に分けられると考えられている.さらにT1 slopeも病態理解に重要である.また,MRIにより頚部伸筋群の評価ができる.特に造影MRIによる炎症の評価を行うことで,リハビリテーション治療が有用な時期の評価を行うことも重要である.

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