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特集 認知症とリハビリテーション医療
8. 認知症の理解と社会資源(社会制度)の活用
Understanding Dementia and Utilization of Social Resources(Social Systems)
小川 敬之
1
,
中井 秀明
1
Noriyuki Ogawa
1
,
Hideaki Nakai
1
1京都橘大学健康科学部作業療法学科
キーワード:
認知症
,
社会資料
,
作業療法
,
作業分析
Keyword:
認知症
,
社会資料
,
作業療法
,
作業分析
pp.961-967
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
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- 参考文献 Reference
要旨 2023年6月,認知症基本法が施行された.認知症の人の意思が尊重され,できる限り住み慣れた環境で自分らしく暮らし続けることができる共生社会の実現をめざすことが謳われている.介護保険をはじめさまざまな制度,サービスが共生社会の構築には必要であるが,それらをうまく活用するためには,認知症を理解し,認知症をもった人を理解し,制度を熟知したうえでマッチングを行う専門性が必須である.本稿では,認知症の状態像をおおよそで理解する方策とそのうえで社会資源へのマッチングをどのように考えるか,事例を通して述べた.

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