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市立枚方市民病院が例外なくカルテ開示―医療事故等防止監察委員協議会が市に提言
為金 義博
1
1精神科看護管理研究会
pp.5-12
発行日 2003年7月15日
Published Date 2003/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900587
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全国版には掲載されなかったようだが,2003年3月25日にビッグニュースがあった。
大阪府枚方市は3月24日,市立枚方市民病院(山城國暉院長,442床)でカルテを本人や遺族にほぼ全面的に開示する方針を明らかにした。同病院のガイドラインを改め,2003年4月1日から実施する。カルテなどの開示は全国的な流れだが,治療に影響する場合は非開示とするケースが多く,例外なく開示するのは全国でも極めて珍しい。がん未告知の場合なども含めて例外なく開示する。厚生労働省によると,東京都内の民間病院が例外なしの開示をしているが,国公立病院では初めてとみられる。
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