特集 介護職とうまく協働する方法
看護職からの視点
ケアワーカーが自立し看護職と協働できる職場をこうやって作ってきた
安部 和子
1
1医療法人牧和会介護老人保健施設リハビリハイツアシスト桜台
pp.27-33
発行日 2002年11月15日
Published Date 2002/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900523
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介護福祉士の資格者登録数は,現在30万人余りという状況になっています。介護保険制度3年目を迎え,認定調査員や介護支援専門員として制度の第一線で活躍している介護福祉士も増え,活躍の現場は以前に比べ幅広くなってきました。日本介護福祉士会の就労実態調査でも「社会福祉施設以外」の割合が徐々に高くなっています。介護福祉士の働く職域が多様になっているということがいえるでしょう。
私が勤務する牧病院では介護福祉士が就職して今年で10年目を迎えました。介護福祉士・保育士・福祉レクワーカーなどを総称して「ケアワーカー」と呼んでおり,現在では68名(うち,61名が看護福祉士)のスタッフが勤務しています。
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