特集 Buurtzorg(ビュートゾルフ)との邂逅―何を学び、どう活かすか
Buurtzorgに出会ってここを学んだ!こう進化した!
ケアワーカーの自律とやりがいを生む「自律型訪問介護事業所」
飯田 大輔
1
1社会福祉法人福祉楽団
pp.476-478
発行日 2014年6月15日
Published Date 2014/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102817
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
私は、千葉県と埼玉県で訪問介護事業所を経営する社会福祉法人で働いている。言うまでもなく、ケア現場では人材確保が喫緊の課題となっているが、これは、いまだに介護を含む「ケア」が、あまり裁量の余地のない単純労働のように考えられているからだろう。ケアワーカーが自律し「やりがい」を感じられるような組織や仕組みをどのように整えるかが重要な課題である。
2013年2月に、オランダ・Buurtzorg(ビュートゾルフ)を視察した。代表のJos(ヨス)によるセッションから看護師との同行訪問まで、幅広く勉強させてもらった。ここでは、2つの視点に着目し、その学びからの、私の小さなアクションを報告する。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.