特集 アルコール看護にはツボがあった さよならバーンアウト!
コツ・その5 「患者の失敗」と「看護者の挫折・無力感」をどう考えるか
大塚 朋子
1
1成増厚生病院附属東京アルコール医療センター
pp.34-36
発行日 2001年7月15日
Published Date 2001/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900387
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アルコール依存症の患者とのかかわりの中で,これまでの自分の看護観を基にしたアプローチでは通用しないと感じる場面に出くわしたり,再飲酒を繰り返した後に死亡するようなケースを耳にすると,どうしてこうなってしまったのだろうというやりきれない気持ちが残ってしまうことがあります。
本稿では,これまで私たちがそういった状況をどう考え,乗り越えてきたのかをまとめてみたいと思います。
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