特集 記録で見える看護の中身
記録コレクション
2.「3か月で退院」を意図した記録
千貫 昭子
1
,
石川 孝之
1
1千葉県精神科医療センター2病棟
pp.30-31
発行日 1998年9月15日
Published Date 1998/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900099
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- 文献概要
当センターでは,急性期の患者を3か月以内で退院させるために,入院時より,医師,病棟看護婦,外来保健婦(PHN)の担当者を決め(ケースによってはPSWの担当者もつく),患者や家族などにかかわっている。そして,それぞれが得た情報を1つのカルテに記録し,情報を共有している。患者の状況や問題点,記録者の判断や対処が明確に記録されていれば次のケアにつなげられると考え,記録方法は自由にしている。そのため,経過記録は経時的であったり,SOAPであったり,フォーカスチャーティングであったりである。
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