特集 増える児童思春期のニーズに応える 「それって看護?」が勘所
—各論 「情報発信」で応える—環境調整の土台となる特性理解
岡 琢哉
1,2,3
1株式会社カケミチプロジェクト
2NPO法人カケルとミチル
3社会医療法人聖泉会聖十字病院
pp.415-419
発行日 2023年9月15日
Published Date 2023/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689201179
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発達障害に関する情報が増え、それまで見えにくかった「子どもの困り事」が、大人にも見えるようになりました。ただ、それに対する支援やケアの実践はいまだ見えにくく、現場でも積み重なりづらいものです。
私は、知識の共有が子どものための「環境調整」の土台となることを願い、毎週メールマガジン形式で法人内に情報発信を続けています。中でも、訪問看護のスタッフ向けに意識してみてほしいことをまとめた「児童臨床ひとつまみエッセンス」から、自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠如多動症(ADHD)に関するものを抜粋してご紹介します。
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