連載 訪問看護で出会う“横綱”級ケースにくじけないための技と型、教えます・10
無自覚な「代理行為」はなぜいけないのか
小瀬古 伸幸
1
1訪問看護ステーションみのり奈良
pp.68-74
発行日 2019年1月15日
Published Date 2019/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200574
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「代理行為」とは何でしょう。
病院内であれば、患者さんが隔離、身体拘束下にある、あるいは開放処遇が制限されている場合に、病棟から外へ出て生活用品や飲食物等を購入することかが不可能となるため、看護師が代行して買ってくるという行為があります。あるいは紛失やトラブルの可能性が高いとみなされると患者さんに金銭の所持が認められないこともあるため、看護師が所持を代行する、あるいは金銭管理をするという行為があります。
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