連載 イイネ!その業務改善・10
病棟同士の業務改善を競うグッジョブ大会
渡辺 誠
1
1医療法人社団静和会石井病院
pp.500-503
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200533
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金一封も励みにしつつ、優勝めざして争います
2012年から石井病院(以下、当院)では、当時の看護部長の発案で、年に一度、看護部主催の「グッジョブ大会」という業務改善発表会を実施しています。各病棟から1つずつ、新たな業務改善を発表してもらうことで、創意工夫が生まれることを目的にしているのですが、それだけではなく、この発表を通して“各病棟スタッフが楽しく仕事ができる”ことを目指しています。優勝した病棟には看護部長より金一封が贈られることも、業務改善を行うスタッフのモチベーションとなっています。
審査員は看護部長のほか、事務部、在宅部、診療部、外来看護師から各1名の、計5名からなります。採点基準は[効果][アイデア][業務の効率化][プレゼンテーションのわかりやすさ][伝え方のアイデア]の5項目です。審査員は1項目につき10点(5項目で50点満点)を持ちます。伝わるプレゼンテーションであったかどうかも評価基準となっているので、各病棟は高得点を得ることを目指し、工夫をこらしながら争う形になります。
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