連載 [インタビュー]向谷地さん、幻覚妄想ってどうやって聞いたらいいんですか?・4
オープンダイアローグは波乗りです
向谷地 生良
1,2
1北海道医療大学
2べてるの家
pp.449-456
発行日 2016年9月15日
Published Date 2016/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200267
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やってくる波を乗りこなす
—向谷地さんがワークショップに参加してもっとも印象に残ったことは何でしょうか?
向谷地 セイックラさんが、対話のことを、「あまりにもシンプルなので、逆に認識できないというパラドックスがある」って言ったんですけど、本当にその通りで、非常に素朴で当たり前すぎて、飛び道具なんてものは全く使ってない。自然に時間が流れていく感じがして、それだけに何か、深いものが伝わってきましたね。「なんとかアプローチ」とか「なんとか療法」みたいなものはみんな、そのメソッドの個性とか特徴が際立っていますからね。
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