特集 地域につなげる「退院サマリー」を提案します
[コラム]精神科看護を記録する難しさ
西池 絵衣子
pp.34
発行日 2014年9月15日
Published Date 2014/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101363
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精神科看護のケアを経過記録やサマリーに書く時、私たちは幾度となく「どこまで書いていいのだろうか」という迷いを持ちます。
精神科看護の場面では、人と人とのかかわりによってなんらかの感情が生まれます。この感情の意味をみつめることは、患者さんと自分との間で何が起きているのかを考える上で重要です。そして看護師は、その感情を手がかりにケアを実施していくこともあります。しかし、この“感情”に関してどの程度記録に残してよいかについては大きな迷いを感じます。
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