連載 やじうま宮子の看護管理な日々――看護師長でいこう!・9
面接の難しさ
宮子 あずさ
1
1東京厚生年金病院
pp.1040-1041
発行日 2006年12月10日
Published Date 2006/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100716
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『ビル・ゲイツの面接試験』
以前流行った本に,『ビル・ゲイツの面接試験』という本がありました。世界中から優秀な社員を集めているようにみえるマイクロソフト。そこではどのようにして人材を採用しているかという点は,多くの人の関心を集めるところでしょう。
発想の豊かさが求められる質問も目を引くなかで,私の印象に最も強く残ったのは,優秀な人材を採ろうとする以上に,だめな人材を採らないことに細心の注意を払っている,その姿勢でした。アメリカでは,日本に比べて労働者が簡単に解雇されると聞いています。だめな社員を採っても,日本よりは切りやすいと推測されるのですが,たとえ短期間であれ,だめな社員がいることの害は,大きいと考えられているのでしょうね。
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