焦点
マンパワー不足には、プライマリーより固定チームナーシングだ!
小瀬古 伸幸
1
1信貴山病院ハートランドしぎさん
pp.79-84
発行日 2012年9月15日
Published Date 2012/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101086
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
今、人が足りないんだ! とつぶやく
「今日も業務に追われて1日が終わってしまった」「十分な時間をとって患者さんとかかわりたいけど時間がなくて……」と、つぶやいてしまうことはありませんか。1年前まで、私もそんなひとりでした。
精神科に限らず、看護師が不足しているのは周知のことです。厚生労働省の検討会でも2011年は5万6000人足りない見通しと公表され、さらに精神科病院では、他科と比べ看護師、医師の人員配置基準が低く設定されています。看護学生は増えているというデータはあるものの、新卒看護師としては、看護技術が身につかないのではないかという不安から、精神科は就職先として避けられる傾向があるのではないかと考えられています。
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.