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―退院だけがゴールなのか?―患者さんそれぞれの自立を目指した「あきらめない」かかわり
加藤 久美
1
,
菅野 智子
1
,
5病棟スタッフ一同
1
1富士病院
pp.48-53
発行日 2008年9月15日
Published Date 2008/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100538
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当院は単科精神科病院であり、当病棟は精神科療養病棟(男女混合48床)である。3年前までは統合失調症が全体の82%を占め、平均在院期間が13年と、長期入院者が多いという特徴があった。そのような人たちの「自立」を、退院という形だけでなく「それぞれの自立」としてとらえ、「あきらめない」を目標に、私たちは取り組みを行なってきた。そうした取り組みとともに、印象に残った症例を紹介したい。
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