FOCUS
ローリエちゃんの1か月―生理のあるカラダとつきあう術
ダルク女性ハウス「なまみーず」
pp.64-78
発行日 2008年3月15日
Published Date 2008/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100488
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ダルク女性ハウスについて
ダルク女性ハウスとは、薬物依存を経験した女性2人によって1991年に設立され、薬物依存から回復したいと願う女性たちに、身体的・精神的・社会的支援を提供し、その回復を手助けすることを目的とした団体である。同じ目的をもつ仲間と共に生活しながら回復をめざすグループホームと、通所しながらプログラムに参加できるデイケアセンターがある。また、講演や出版物の発行など啓発活動を行なっている。
この研究をはじめた2006年当時、利用者は(流動が激しいが)、入寮・通所者あわせて約15名。施設長と、スタッフ2名のうち1名は薬物依存症の当事者である。
プログラムの中心は「ミーティング」で、当事者同士が体験を語り、聞くことによって経験を分かち合う。
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