新人看護職員の臨床実践能力／人権擁護委員会／コミュニケーション

新人看護職員の臨床実践能力の向上に関する検討会

　2003年9月25日，第1回「新人看護職員の臨床実践能力の向上に関する検討会」が開催された。ワーキンググループには，「新人看護職員到達目標作成ワーキンググループ」と「新人看護職員研修指導指針作成ワーキンググループ」が設置された。事務局は厚生労働省医政局看護課で，年度内に報告書を出す予定である。対象は新人看護師，および新人助産師で，新人保健師に関しては今年度の健康局検討会「新任時期における地域保健従事者の現任教育に関する検討会」において検討中である。

　本検討会では，新人看護職員教育を効果的・系統的に行なうために，新人看護職員が備えるべき看護技術などを示した「新人看護職員到達目標」，新人看護職員の指導に必要な要件・指導方法などを示した「新人看護職員研修指導指針」を作成する。現在の新人看護職員研修に含まれるべき内容と，適宜将来の望ましい姿を示し，新人看護職員への指導体制，指導方法などを示すものである。検討会の目的は，次の通りである。