Japanese
English
精神病院の管理・2
精神障害者の人権擁護のために
元吉 功
1
MOTOYOSHI ISAO
1
1明治学院大学社会学部精神医学
pp.60-64
発行日 1970年2月1日
Published Date 1970/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203878
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、60ページから64ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
一昨年,明治100年を記念して,日本国家の成長発展をうたうさまざまな行事が行なわれたが,精神障害者にとっては明治はまさに陰惨な長い暗黒の歴史である.
明治33年(1900年)までは,精神障害者に関する一片の法律さえなく,障害者はただ放置されているか,警察の行政命令一本で,私宅監置(座敷牢)されていた,いわば無法律・放置・座敷牢の時代である.明治33年ようやく‘精神病者監護法’という法律ができたが,これがまたひどい悪法で,全文23か条のほとんどすべてが精神病者を監禁する場合の法的規制であり,医療の医の字もなく,精神病の医療については全然考慮が払われておらず,精神病者を治安警察の対象とのみ考えた警察法規であり,費用の負担についてはもちろん,医療施設についての,国や公共団体の義務責任については全く考慮されていない.いわば私宅監置の合法化である.問題は,こんなひどい法律が,昭和25年現行精神衛生法の制定されるまで,実に1/2世紀,生きて働いていたという事実である.

Copyright © 1970, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

