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特集 第22回ICNコペンハーゲン大会
擁護と行動
Advocacy and Activism
丸山 良子
1
1宮城大学看護学部
pp.925-931
発行日 2001年10月1日
Published Date 2001/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661903828
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6月13日午後4時から6時(現地時間)に行なわれたメイン3「アドボカシーとアクティビズム」では,2名のパネラーが発表を行なった後,参加者からいくつかの意見や質問が出た.前半のVilm P. Quintana Campbell女史の発言は主として世界の看護職が一丸となってナースの世界だけではなく世界の人々に向かって働きかける必要があり,またナースが政治的なポストにつくことにより国際的な意志決定に参加することができることを強調したものであった.ナースは人間,女性,子どもの意見を代表して発言し,そのために何か批判されることを恐れてはならないこと,主義と主張のために戦うことが大切であり,それが家族や社会を守ることになると力強く述べた,このセッションでは2番目に登場したThe International Rehabilitation Council for Torture Victims(IRCT)の代表であるデンマークのInge Genefke女史が述べたIRCTの活動に関する発表が参加者に特に感銘を与えた.以下にGenefke女史の語った内容を要約する.
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