連載 この本に注目
『ナラティヴの臨床社会学』
ゲマインシャフトって何でしたっけ?
坂田 三允
1
1群馬県立精神医療センター
pp.106
発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100106
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本書には、臨床社会学者である著者が臨床領域におけるナラティヴ・アプローチ(物語という視点から現象に接近する1つの方法)の展開の跡をたどり、そのアプローチが臨床社会学の一方法としてもつ可能性を検討することを目的として、ここ数年の間に求めに応じて書かれたものがまとめられている。
当然のことだが、発表媒体によって読者層は異なり、著者の目はときには臨床家に向けられ、別のときには社会学者のほうに向けられる。
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