特集 慢性呼吸不全を考える
在宅で何をすべきか,何ができるか
長濱 あかし
1
1(財)日本訪問看護振興財団刀根山訪問看護ステーション
pp.103-108
発行日 2002年2月15日
Published Date 2002/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901442
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当訪問看護ステーションは呼吸管理を必要とされる利用者が多いことが特徴である。平成13年9月の利用者は150名,このうち慢性呼吸不全により在宅酸素療法(以下HOT)中の方が73名(人工呼吸器との併用者も含む),在宅人工呼吸療法(以下HMV)の方が28名で,このうち気管切開下人工呼吸療法(以下TPPV)7名,非侵襲的人工呼吸療法(以下NPPV)21名である。当ステーションにおけるHOT・HMVの方々への訪問看護の現状をとおして,慢性呼吸不全で在宅療養を継続されている方々への,訪問看護の役割を考えてみたい。
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